2008年10月10日

防犯ブザーが壊れやすい

子どもが被害を受けるような事件が増えていますが、安全対策として子どもたちは万が一のときに身を守るための防犯ブザーを持つようになっており、これは一部地域ではなく全国の小学校で行っているものです。

小学生たちが持っている防犯ブザーには多くの種類がありますが、安心して使えると考えられる全国防犯協会連合会推奨している「優良」マーク付き防犯ブザーに故障が多いというニュースがありました。

国民生活センターのテスト結果でわかったことですが、今年4月に東京都八王子市教育委員会が、約5000個配布した防犯ブザーのうち、8月までに約1000個が故障したということで、同センターへのテスト依頼したことから調べたものです。

詳しくは国民生活センターの、子どもを守れるのか!!防犯ブザーの故障が多発!で確認してください。

テスト内容は8銘柄について1mの高さから落下衝撃をみる方法で、1個を6回落として結果をみるものですが、そのうち6銘柄は1、2回で壊れたものがあり5回ですべてが壊れた銘柄もあったということです。

故障内容は、ブザーが鳴らない、鳴り止まらない、部品の変形、接触不良やコード切断などのように、防犯ブザーとしての機能を妨げるような致命的な結果であり、ブザーとしての本来の目的を達することができません。

テスト結果からわかることは、全国防犯協会連合会はブザーの品質等を確認しないで優良マークを表示していたのではないでしょうか。ブザーとしての本来の機能を発揮できない商品だったら、小学生たちがもしもの場合に防犯のためにならないことになります。

同センターは全国の政令都市等の99市にアンケート調査を行いましたが、故障の苦情を受けたことがある市は81%もあったとのことです。

できることなら小学生たちに防犯ブザーを持たせなくてもよい社会であってほしいですが、現状では不可能です。小さい頃から身を守るための教育として配布していることもあると思いますが、今回のテスト結果から欠陥商品というのは言い過ぎでしょうか。

消費者には商品を大切に扱うことをお願いしていますが、一方で関係官庁への業界指導を要望していますが、防犯ブザーを取り扱っている人たちがもう一度見直してもらいたいものです。
posted by 沖田 at 22:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする