2009年10月08日

「播州織」で繊維ゴミの再利用

西脇市といえば播州織で有名な綿織物の産地ですが、県の「繊維工業技術支援センター」が中心になって糸くずの有効活用を研究して、不要になった繊維ゴミからバイオエタノールを製造するものです。専門的な内容はわかりませんが、糸クズの主成分は綿です。これを酵素を使って糖分に変えて発酵させると水とエタノールができます。分離したエタノールが50%以上のアルコールになるので、ボイラーなどの燃料になるというものです。

バイオマスエタノールの原料は、理論的には炭水化物を含む原生生物由来の資源であれば何でもよい。しかし、生産効率の面から糖質あるいはデンプン質を多く含む植物資源が選好されており、現在では主に次のような農産物が原料として利用されている。ブラジルではサトウキビに由来するモラセスが、米国ではトウモロコシが、欧州では甜菜が主な原料となっている。
(フリー百科事典「ウィキペディア」より)

有名な播州織といえども繊維不況により産地としても落ち込んだ状況になりますが、このような研究によりコスト削減になる燃料が提供できることになれば、一石二鳥以上の成果が見込まれる可能性があります。生産工程からでる繊維ゴミの処理はコストがかかっています。それらを利用して新たな生産物が産まれるというのだからすばらしい発想です。

関西大の浦上忠教授が委員長として発足した研究会は、この成果を年度内に実証実験を行う予定とのことですが、地球環境、省エネにも貢献できる研究開発であると思います。この研究がさらに成果のあるように、研究関係者の奮闘を祈るばかりです。

posted by 沖田 at 20:02| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする